ロングでの完走というか考察。まず最初に、150kmを越えたとたんに急に腰が痛くなってきた。それでも、以前は距離が長くなるとやっていた「痛みをかわすための無意味なダンシング」をするようなことはなく、最後まで腰をおろしたまま走れたのは、ポジションがきちんと出ていたためだろう。手の位置も、ハンドルの手前ではなく、ほとんどブラケットに置けていた。これは今までに無いことで、よい傾向。また、疲れてくると背中が真直ぐになりがちだが、きちんとお腹をへっこめて背中のアーチを維持できたのも収穫。一方で、ダンシングでパワーを一気に開放する技術は低下。リズムを刻んで小気味よく上がっていくことは出来るが、爆発力は不足。もう一つ、気になったというか、生じた疑問がある。登りでペダルへの力をかけていく際に、しっかりと腰をサドルにつけて、踏み込んでいく術はかなり物になりつつあって、その際に手はハンドルに添えるだけという感覚も得られつつある。ただこれって、よくいうハンドルを押すのとはちょっと違うよな〜?シッティングでの通常のペダリング時には、かなりハンドルを押すようにしている一方で、登りのときは逆に添えるだけになっているが、これはよい傾向にあるのだろうか?試行錯誤はまだまだ続くぜ。まあ、人それぞれのステージによって、力の入れ方なんかも違うのかもしれないが、一人だとよくわからないのが問題。いまのチームはただ集まっているだけなので、この辺りの意見交換が出来る集まりではない。この辺りの問題解決のためにも、レースへ出かけていって師匠やアニキたちの意見を伺うことが必要になってくる。