m-kip2006-09-18

本日は最も天候が危ぶまれていたというか台風直撃のハズだったにもかかわらず、フェーン現象による気温34度が予想される秋晴れとなる。一方で最大風速15m/秒の強風が予想される状態であり、残念なことに七尾から氷見の海岸沿いコースが危険と判断されコース変更というかコース短縮。というわけで宝達志水手前の県境の登坂も無くなりかなりガッカリ。朝、バスで集合地点に行くとそこには何故か、mwcjackyさんが?どうやら80㎞自走で来たらしい。強者である。脚の状態は、昨日と比べるとやっぱりかなり張っているが何とかいけそう。距離も短くなったし今日も相変わらずの出たとこ勝負。自転車の整備をして8時半スタート。今日もみんなのスタートを見送ってから、のんびり出発。昨日追い込まれながら走った能登島のUPDOWNも渋滞の中でそれほどペース上がらず。本土上陸した後は159号に入り先頭目指してひた走る。途中でmurata列車形成されるものの今回はほんとに超特急。なのにチェーン外れるアクシデントもありいっぱいいっぱい。後半ちょっと疲れが出て指導員の方に牽いてもらいつつ先頭に追いつき午前中というかまだ10時過ぎに宝達志水のCPに到着。今日のお昼もお弁当。内容はかなりレベルダウン。熱さにヤラレぎみでコーラ2本と水で約1リットルの水分補給。時間が余り加減なのでかなりのんびり休憩してスタートすると、すぐ後ろから出発したmurataさんに背中をたたかれ列車形成。途中でスポンサーでもあるプルデンシャルの集団を吸収。プルデンシャルさんはスポンサーになって頂いており非常にありがたい存在(多数参加してくれているのにも多謝)であり丁重に向かい風の中機関車は行くが、結局登坂でふるいにかけられて千切れ千切れに。やはりmurata列車恐るべし。かほく休憩ポイントでもいろんな方と1時間くらいのんびり過ごして出発。最終区間となるが、強烈な向かい風。時速21〜22㎞程度で走るのが精一杯。しばらくは昨日見事な走りを見せ付けられたROMANのお兄ちゃんを従えて我慢の走り。久しぶりの強風だけど、正面からの風邪はまだ良くて、横風になったらハンドルを取られて非常に怖い。河北潟手前のコンビニで休憩している海野さんご一行に軽く挨拶をしてそのまま市内へ向かうも、だんだん暑さによるダメージが蓄積。市内に入ってかんたろうさんの引く集団と合流。前を引こうとするが、上手くペースが作れない。勝手に後ろに付いてもらう引き方は簡単だが、意識して集団を牽くのはやはり経験が必要か?結局、集団に混ざって暫く走って、大野のからくり記念館横の坂道で指導員の方と坂道スパート合戦。トップを制してから再び集団を牽いて海岸線を進み、街中で皆さんから離脱。このころには暑さで若干へばり気味なのに街中で交通誘導の人に逆方向に指示だしされたりしてテンションは若干怒りモードへ。最後海岸線からゴールに入る直前で何故か強制的に止められて、その後集団ゴール(理由は明日のお楽しみ)。ゴール後は、高齢のビール+アイス2本+大量のスポーツドリンクを補給し、閉会式の途中までみんなと歓談。コナさんともお話させていただき、朝連のお誘いまで受けてしまう。結局、閉会式途中で岐路に着くが、帰りは追い風でクールダウン走。
家に帰って体重計に乗るとなんと61㎏に!出発前が63㎏で初日の夜が65㎏で、みんなが能登は太って帰るといっていたのを痛感していただけにビックリ!3日ぶりに家に帰ってツール最後の仕上げは家族へのご奉仕というわけで、みんなで「かみたに」へ焼肉食べに行って全行程終了!!!
3日間を終えての総括としては、大満足の3日間でした。一緒に走ってくれたチームの皆さん。指導員として一緒に走っていただいた皆さん、その他の参加者、運営サイドの方々ほんとにありがとうございましたと心から思えるいいイベントでした。当初、「のと」は走るだけならたいしたこと無い距離だし、参加者も素人さんが沢山いてそういう意味ではサバイバルかもしれないが・・・程度になめてかかってましたが、3日間自転車漬けの生活を、同じサイクリスト達と過ごしているうちに本当に純粋に楽しめました。のとの景色が自分を純粋な気持ちにさせてくれたのかもしれません。新しい友達も沢山出来ました。声掛け魔な自分の声掛けに笑顔で答えてくれた方から元気をもらって自分も完走できました。ペースは違えど同じように距離と時間を噛み締められたと思っています。なんだか青臭くなってきたのでこのあたりで・・・
123㎞。3日間合計:443㎞。