思った以上に昨日のダメージが大きい。で、今日は少し最近思っていることを書いてみる。最近のニュースで、授業料未納の高校生に卒業証書を渡さなかったことが問題になったり、小学校での給食費の未納などの話題がいっぱい。なんとなく感じるのは、根本的な理解が誤っているというか、いつの間にか本質がすりかえられているな〜ということ。高校の授業料未納生徒に対し卒業証書を渡さない問題については、報道では学校の対応に批判的なトーンが感じ取れるが、本来授業料を納めずに卒業資格をもらうなんていうのは、極論すれば泥棒といっしょだ。授業を受ける対価として授業料を納め、先生たちはその授業料で生計を立てているわけだから、お金を払わずにサービスだけを享受するなんていうのは万引きか泥棒と一緒だと思う。これは高校が公立だからとか私立だからというのは問題ではない。確かに、今の時代は高校にはほぼ全員が行くのかもしれないし、義務教育の延長線上のような錯覚があるのかもしれないが、高等授業は本来的には有料サービスだ。また、給食費や文具の実費の未払いについても、義務教育だからというような意見が多く聞かれるが、義務教育として子供に教育を受けさせる義務を負っているのは親の方。社会が、子供たちに教育を受けさせる義務をおっているわけではない(子供が持っているのは教育を受ける権利)。何でもかんでも、当たり前のようにサービスを享受できすぎていて、それが誰かの労働の上に成り立っているということが忘れ去られている。ものを買うのと一緒のはずなのに…。基本的には世の中にタダのものなんてないはずなのにな〜。だって、タダで働きたい人なんて基本的にはいないのに…。サービスって目に見えないから、実感が無いのかな〜?