最近読んだ村上龍カンブリア宮殿Ⅱの中で登場していたくら寿司の社長に興味があって、くら寿司デビュー。味は大したことないが、実に良く出来た店舗である。鮮度がより求められるネタはメニューから排除し、失敗を極力しないようなオペレーション。金沢のまいもん寿司でお皿の数を数えるのにバーコード読み取り機を使うのも新鮮だったが、ここは各テーブルからお皿を専用の回収口に投入して順次皿数が表示されるシステム。均一なサービスシステムで極力人件費を落としたお店のつくりはすし屋の雰囲気とはかけ離れているが、家族4人でたった3000円でお腹一杯になり、しかもまずいものを出されることもなく無事にすし屋を出してもらえるってちょっと感激。積極的にいきたいとは思わないが、2度と行かないとも思わない。