m-kip2007-04-15

1時半起床。昨晩は9時半ごろに寝たので4時間睡眠。murtaさんと合流し、3時前に出発。結構スムーズに行けたので、6時には現着。少し仮眠を取って、6時半から受付。運営の段取りの悪さにちょっとげんなり。受付後、コースの中間地点にある駐車場を目指して下見しながら行くが、意外と急な坂は無く平坦部分もある感じ。ただ、後半につづら折の厳しい坂があるとの事なので、今日は上げずに抑えてペースを保つ走りを課題とする。準備を整えて、9時から順次スタート。
自分のカテゴリーは9時6分スタートで、最後尾からゆっくり出発。25㎞の上りなんか経験したこともないしペース配分も分らないので、抑え目に回していくつもりでスタートするが、みんな早い。スタート直後に一気にダントツの最後尾に置いていかれた。でも、あせらずに緩やかなところは39-23で、急なところは39-26でくるくる回していく。呼吸も楽で、淡々と登っていくと、すぐに前走者に追いつき順次パスしていく。で、4㎞のところで、なるしまで一緒に練習していたひとつ年齢層が上のクラスの選手に抜かれてしまった。3分後のスタート(若いカテゴリーから順次スタート)で、こんな早くに抜かれるというのは自分がちょっと遅すぎるのかという気もしたがここはペース維持。こんな感じで暫く走っていると、どんどん上のクラスの選手が自分を追い抜いていく。追い抜いていく選手たちはかなり息を切らして飛ばしているのがよくわかる。ひょっとしたら自分のペース配分は楽をしすぎかとも思ってしまうが、練習量も不足気味で自信が無くちょっと頑張ればついていけそうな集団にも乗っからず結局維持。しかし、7㎞位のところから少し体も暖まってきて自然とペースアップ。いい感じで、17㎞位のところまでは気持ちよく快適な走りを楽しむが、結構呼吸は楽で脚にも負担感は無い。ヒルクライムの苦しさも全く無く、これでいいのかとの疑問を抱きつつも、脚の回転が固定化されてきたようで、良くも悪くもペースは一定。で、17㎞を超えてからは徐々につらくなってくる、と言ってもまだまだ呼吸は乱れず、回転を上げようとすると厳しいと感じる程度で、踏み込んでいけばまだまだいけそう。そんなこんなでレースも後半に差し掛かっているはずなのにコースの傾斜も一定で、淡々と進んでいく。結局急坂はいつ出てくるの?と思っている間に、ゴールが目の前に差し掛かってきて最後は余りある元気を開放してギヤを3枚ほど一気に上げてトップスピードでゴール。25㎞のコースのはずであるが、いいとこ23㎞程度か?タイムは1時間33分程度。出し切れたかといわれると、余力を残したという感じ。いまいち不完全燃焼であったが、ペース維持が課題であったので、それはOK。ただし、単にゆっくり上っただけ?という気持ちもぬぐい切れない。(正式結果は89人中、44位、1時間32分55秒、アベレージ16.14㎞/h実に平凡)
ゴール後に、コナさんとmurataさんと合流し、祝杯・記念撮影をして下山。駐車場まで、降りて本日の結果確認。コナさんには、昨年の朝練、獅子吼TTとやられっぱなしであったが、本日遂に初勝利。これは大きな収穫。といっても、一緒に走ってないので勝った実感は無し。今度は、どこかのレースで一緒に走ってもがき愛たいぜ!そして、murataさんは4位入賞。振舞われた豚汁いただき、休憩後表彰式に参加し、抽選の品をゲットして終了。コナさんにホイール2組とスプロケを託すために、お宿まで下山。コナさんが自転車で下っていくのを後ろから車で追いかけたが、後ろから見るといろんな発見がある。昨年の秋からひたすら背中を拝まされてきたから解るのかもしれないが、走りが綺麗になってたんだよな〜。各コーナーのライン取りもはっきりしていて、実にきれいにスパッと切れ込んでいくし、見ていて安心。平坦部での足の回転もスムーズで臀部のブレも上半身から頭部にかけての上下運動もなく脚だけが動いている感じで鍛錬の成果がよくわかるっす。自分は下りが下手なのでおっかなびっくりコーナリングするのでコース取りが不安定で必要以上にブレーキングしてしまう。あと、直線での自転車の安定性の高さはさすがパリカーボンですか?車のスピードの表示は80㌔を示していたのにまったくぶれずに進むんですよ、ホント。自分のバイクだと65㌔を越えるとフロントがぶれてくるのにそんな様子はまったく無し。あと、ハンドルの幅もなんだか広いようにお見受けしたが、それも安定感を得るポイントか?下山後、荷物の授受をしたところで時間も押し迫っていたので帰路に付くが、ここからがほんとの試練の始まり。渋滞を避けて、下道を選択したところまでは良かったんだけど、道がよくわからず運転したいただいたmurataさんには結局ずいぶんと遠回りをさせてしまうことになり、帰宅は夜になってしまった。murataさん、ありがとうございました。
総評としては、出し切れなかった。出し惜しみしたわけではないが、必要以上に上手くまとめてしまったと言う感想。苦しみながら気持ちが折れないように限界まで引っ張る感触が無かったのが寂しい。ただ、コースは非常にいい。無理な激坂もないかわりに、収支適度な傾斜が続くコースで、回転を意識したまま走れる。また、来年もエントリーしてみたくなる。ただ、運営はいただけなかった。手際の悪い受付に、不必要に長い閉会式。みんな遠方から来ているのでもう少し早く閉会する工夫がほしいぜ。あとは、筧五郎に村山利男、三浦きょーしと雑誌で見る有名人をはじめた見た。