自分の実家は滋賀県なので金沢勤務になってからは時々帰るようにしていたが、東京に引っ越すと実家に帰ることも暫くはかなわなくなりそうなので思い切って帰省。加えて、長女の6度目の誕生日を来週迎えるが、当日自分は東京にいるため実家で一足お先の誕生日会。でも、偶然弟が1歳になる姪っ子をつれて帰ってきていたのでじいちゃん・ばあちゃんの注目は姪っ子に。なんとか気を引こうとしてる我が子二人がいじらしい。
東京に転勤するにあたって我が家はひとつ大きな決断をした。長女が現在通う幼稚園は小規模で今年度いっぱいで閉園になる。最後の卒園生として送り出してあげたいと言う妻の希望もあり(他にも理由はたくさんあるが、もろもろ考えた末)、3月まで家族を金沢に残して、自分ひとりだけが半年弱の間単身で東京にいくということだ。本来家族は一つ屋根の下に暮らすべきだと自分は思っている。ましてや、子どもたちもまだ小さいし環境の変化に対する順応性もあるはずであるし、拘束されるべきしがらみがないこともわかっている。なにより、自分も金沢に来て初めて子供たちと向き合うことが出来たし、一緒にいることの大切さは何より解っているつもりである。実際、かつて東京にいたときは平日起きている子どもを見たことが無い状態で、休日のみの触れ合いで上手くコミュニケーションも取れなかった。それを、金沢という地で家族との触れ合う時間を得、もう一度「家族」というものを再構築できたと思っている。でも、決めた。上手く説明は出来ないが、もう大丈夫。日々成長していく子どもたちを見ることが出来ないのは非常に残念であるが…。